外国に出て、日本という国を知る(自啓共創塾 塾長との懇親)

こんばんは、豊かな島づくりの豊嶋です。
1月14日(水)に、自啓共創塾の塾長の井上さんと二人で会食の機会をいただきました。(井上さんお忙しい中、有難うございました!)

私は2025年5月から12月までの全15回、自啓共創塾という「日本型リベラルアーツ塾」にオンラインで参加しておりました。第五期の卒業生としてのコメントも掲載いただいておりますので、よろしければぜひご覧ください。(リンク⇒卒業生メッセージ

卒業生メッセージでも書かせていただきましたが、東洋哲学・日本思想の学問研鑽に励む中で、『世界のための日本のこころ』という副読本に出会ったことが、入塾のきっかけでした。実際に目を通してみて、日本の精神や思想の源流が非常に分かりやすくまとめられていると率直に感じたのを覚えています。

昨年12月20日に全15回の講座と卒塾式が終わり、そのご縁もあって、塾長の井上さんと改めてじっくりお話させていただく機会を得ました。(余談ですが、二人とも同じ誕生日で、不思議なご縁を感じております。)

様々なお話の中で特に印象的だったのが、井上さんが30歳の時、イギリスにMBA留学していた1995年の体験でした。ちょうど第二次世界大戦終結50周年の節目の年で、8月に「Victory over Japan Day(対日戦勝記念)」の祝典が盛大に行われていたそうです。

普段は紳士的で、あまり愛国心を表に出さない印象のあるイギリス国民が、その時ばかりは強い国家意識を表していた。

その姿に衝撃を受けた一方で、「自分は日本のことをよく知らず、愛情も持っていなかった」と気づかれたそうです。それをきっかけに日本について学び始め、日本人としてのアイデンティティを見つめ直すようになったとのことでした。

この話から私が強く感じたのは、「海外に出て、内(日本)を知る」ということの大切さです。

私自身も学生時代から20代にかけて、バックパッカーとして56か国を訪問し、教育インターンシップや交換留学にも参加しました。

世界に出たことで、初めて日本という国を客観的・俯瞰的に見ることができ、日本人としてのアイデンティティや誇りが心の中に芽生えてきました。同時に、日本の現状に対する危機意識や憂国の念も抱くようになりました。

その後は、人との出逢い、学問や書籍、史跡巡りなどを通して、日本の精神性や伝統文化を学び続けています。そうした積み重ねによって、日本人としての自覚と誇りが、少しずつ醸成されてきたように感じています。

感性・感受性が豊かな10代、20代の時期に、「海外から日本を見る」という原体験を持つかどうかは、その後の人生観や使命感に大きな影響を与えるのではないか――井上さんのお話と自分の経験を重ねながら、改めてそう感じました。

現在、日本の精神文化や伝統を体系的に学べる私塾はまだ多くはありませんが、少しずつ増えてきているようにも感じています。日本をより良くしていくためには、国民一人ひとりが自らの健全なアイデンティティを持ち、社会への参画意識を高めていくことが重要だと考えています。

その意味でも、こうした私塾や寺子屋的な学びの場が、全国各地に広がっていくことを心から願っています。

豊かな島づくりとしても、10代・20代向けの志塾を今後本格的に展開してまいります。開始の際には改めてご案内いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

豊かな島づくり代表
豊嶋純平

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